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光明寺
佐光慈豊和尚のテレホン法話
藤の花の教え
(平成20年5月号)
「ゆりかご」から「墓場」までとは、外国流の表現ですが、私たちのライフワークの中で、これ程実感を伴った云い方はないでしょう。
最近は、どこの地方自治体も、生涯教育に力を注ぐようになりましたが、それは裏を返せば、子供からお年寄りの世界まで、各世代をつなげる糸が切れ、それぞれがバラバラの状態であると云うことになります。
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私の住む藤岡市の市の花は藤。それは一つの小さな花が連がって垂れ下がり、美しい花房を形造っているのです。
人間の発達段階を分けて、乳幼児期・少年期・青年期・壮年期、そして高齢期とされていますが、藤岡市が発行した「生涯学習ガイド」を見ると、それぞれの時期が藤の花房に例えて美事に表現されています。
乳幼児期は、善悪の判断という基本的な生活習慣の育成を、少年期では活動性・自発性・創造性・社会性等の育成を、青年期では一人前の大人としての基礎的な知識や技術の確立を、壮年期では家庭人・職業人・地域住民としての責任感を、そして高齢期では、豊かな知識や経験を社会に還元する生き方の必要性を目標として揚げています。
一つ一つが重要な内容を示していますが、それらが相互に関連し影響し合って行かなければ何にもなりません。藤の花房としての中期的な目標がふるさと創りにあるとするならば、長期的な目標は国際化であり、世界の平和と安定であります。
南無大師遍照金剛