第二番霊場
龍本山 不動寺(ふどうじ)
【 真言宗豊山派 】
本尊 千手観音菩薩
真言:おんばざらたらまきりく
御詠歌:そのかみは いくよひぬらん たよりにも ちとせはここに まついだのしゅく
- 高崎をあとに国道18号線で松井田へ向かう。
慶長(1596〜1615)のころ碓氷峠越えの中仙道の宿場として栄えたところで、怪岩、奇岩で知られた険しい妙義山が近くに迫ってくる。
不動寺は松井田の市街の北側にある。
「境内に老松のもと泉あり、そそいで民田に至る。
松井田の称ここに起る」と旧記にあり、松井田の地名は寺より由来するという。
元禄九年(1696)十五世住職の秀算が徳川綱吉より二百両を得て建立した朱塗り切妻造りの仁王門(県文化財)を入ると、うっそうと茂る樹木の中から入母屋造り、銅葦の豪壮な本堂があらわれる。
寺伝によれば、寛元元年(1243)僧・慈猛の開山で元亀、天正のころは武田信玄から寺領を得て、また、江戸時代には徳川家光より朱印地八十九石を与えられ十七ヵ寺の末寺を有する大寺であった。
寺宝には仁王門参道沿いにある三基の石塔婆と不動明王像が県指定重文。