第九番霊場 慈丸山 聖眼寺 (しょうげんじ)
【 高野山真言宗 】
本尊 大日如来
真言:おんあびらうんけんばざらだとばん
大間々より国道122号線をへて渡良瀬川を渡れば「織物のまち桐生」へ入る。
淳仁天皇(758〜63)のころからの歴史を伝える桐生絹織物は世に知られている。
そして浄水場近くにある聖眼寺へは八番光榮寺から約7キロあまり。
本堂の周囲は樹齢二百年をこえる高野槙や大楓などの古木が繁茂し、
広い境内は落ち着いた霊場の雰囲気がただよっている。
寺伝によれば大永年間(1521〜28)の開創と伝え、
現在地から離れた御坊木というところに桐生氏から寺領八十石を与えられ伽藍を建立し、
塔中六坊をもつ大寺であった。
元亀二年(1571)には由良と桐生氏の戦火で本堂を失い、
天正十一年(1583)僧・弘算により再建。
同十九年徳川家康より朱印三十五石を得たが、
正保年間(1644〜48)に災火で伽藍を焼失している。
現在の建物は昭和四十年の再建。
納経所は本堂向かって右手前にある。