第十三番霊場
如意山 教王寺(きょうおうじ)
【 高野山真言宗 】
本尊 如意輪観世音菩薩
真言:おんはんどめいしんたまにじんばらうん
御詠歌:もろびとの ねがいはここに にょいのやま あおいでおがむ じひのみひかり
- 金山は標高340メートルほどの高くない山だが、大小の峰が重なり天然の要塞になっているため、当時金山城の方除(坤−ひつじさる−西南)に当たる細谷の地に僧・良賢が祈願所として開山したのが寺の草創で、京都東寺(教王護国寺)が内裏の方除祈願所として創建されたのにちなみ教王寺の寺名がつけられた。
また、開基は新田氏の子孫金山城主横瀬宗悦国繁ともいう。
江戸時代には中本寺として幕府から二十五石の寺領が与えられた。
当地の源義経ゆかりの冠稲荷の別当寺でもあった。
僧・行基作と伝えるご本尊如意輪観世音は正徳四年(1714)再建の観音堂(旧本堂)に奉安されている。
寄棟造りの護摩堂も附けられ曲り家の形の建物。
本堂(旧客殿)に愛染明王が奉安されている。
また、鐘楼堂には高山彦九郎の祖父貞正寄進の百字真言の鐘、延享五年(1748)寄進の半鐘があり、いずれも市の文化財に指定されている。