第十八番霊場
摩尼山 長清寺(ちょうせいじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 大日如来(金剛界)
真言:おんばざらだとばん
御詠歌:どっこせん ながきいくよに きよきみず たたえてまにの くるままわさん
- 栃木市内へは出流山から20キロあまり。
寺は栃木城跡の北になる旧川島(現在本町)の地にある。
かつては城跡の南の円通寺(現城内町)にあった。
伝説よれば弘法大師が東国巡錫の折、この地の農民が早魃で困惑していたため大師は自身の独鋸で地面を突き清水が湧き出るようにされた。
以来独鋸の水として長く絶えることなく清水が湧き出るようにと、庵を結んで長清寺と名づけた。
これが寺のはじまりで、その後天正(1573〜91)年間に城主皆川氏によって現在地へ、そして旧地には太平山山中にあった皆川氏ゆかりの円通寺(天台宗)が移建された。
現在大師ゆかりの霊泉は栃木の三名水に数えられている。
明治十九年に不動信者の岡部弘伝が無住の寺に入り、成田山新勝寺より不動明王勧請し弟子の弘純が明治二十五年不動堂を建立している。
以来「栃木の不動」で知られている。
境内には修行大師像が奉安され、池庭からの清水が境内を流れ心をあらわれる思いがする。