第十九番霊場
東醍醐山 如意輪寺(にょいりんじ)
【 真言宗豊山派 】
本尊 大日如来
真言:おんばざらだとばん
御詠歌:みほとけの じひにふれあう このみてら こころやすらぐ のりのともしび
- 栃木市は明治四年県庁が設置され、同十七年宇都宮へ移されるまで繁栄した。
それ以前も例幣使街道の宿駅として、また皆川氏が天正十九年(1591)に栃木城を築き城下町を整備し市場町として発展している。
街中を歩くと歴史の重みを感じる古風な民家もある。
寺は長清寺のある本町から2.5キロほど。
参道より山門を入れば正面に瓦葺、間口八間の本堂がある。
本堂の右手が信徒会館で納経所。
ご本尊は大日如来。
かつての本尊如意輪観世音は正徳三年(1713)に建立された観音堂(奥ノ院)に奉安されている。
寺伝によれば開創は不詳だが應永元年(1394)に醍醐の僧・俊海が中興し開基となっている。
当初は小山城主の祈願所として建立され末寺三十六ヵ寺を有する中本寺であった。
現在は境内も整備され「おおみや幼稚園」を経営し、活気にあふれている。
寺宝に両界曼荼羅や江戸時代の三十三観音像がある。