第二十一番霊場
延命山 観音寺(かんのんじ)
−前日光大師観音寺−
【 真言宗智山派 】
本尊 聖観世音菩薩
真言:おんあろりきゃそわか
御詠歌:きてみれば すがたやさしき みほとけに えみむかえられ うきよわすれぬ
- 国分寺町の慈眼寺をあとに国道4号で石橋より国道352号に入り壬生を経て国道292号で鹿沼、そして鹿沼の街中を抜け御成橋より小来川方面へ十キロほどゆく。
山間のへんろ道は距離感がなくなるので要所を確認しながらすすむと山の中腹に観音寺がある。
〒ポストのある久賀商店を右に折れ山間を登れば間口六間のこじんまりとした本堂があり、右手に客殿・庫裡(納経所)が連なる。
貞観十八年(876)京都貞観寺の僧・真雅によって開創され、後の宝永年間(1704〜10)に僧・長有が中興し新義真言宗智山派の小本寺として法灯を継承し、日光輪王寺の隠居寺の時もあったが、現在は智山派に属している。
大正八年の大火で伽藍のすべてを焼失し、現存の建物はその後の再建。
本堂にはご本尊の聖観世音と桧一本造りの弘法大師像が奉安されている。
物音一つしない静寂な境内。
観世音や大師のお声がきこえてくるようだ。