第二十二番霊場
福聚山 東海寺(とうかいじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 阿弥陀三尊如来
真言:おんあみりたていぜいからうん
御詠歌:ふだらくや じょうどをあおぐ とうかいじ みだのひかりを よよにつたえん
- 鹿沼から宇都宮市内へ入るが、市街地からは10キロも離れた山村。
鹿沼の二十一番観音寺からは国道352号の文挾(ふばさみ)・猪倉へ、そして国道119号線の仲内へ出て船生方面へ向かい篠井へ入れば右手に東海寺がある。
石段を登って山門より本堂へ。
ご本尊は阿弥陀如来。
寺伝によれば鎌倉時代の寛喜二年(1230)小山城主朝比奈兼秀の孫和田新兵衛朝盛が出家し円覚に改め寺を開創した。
室町時代に水戸の佐竹氏が時の金山奉行に命じて篠井金山を開発させ、その時の佐竹氏の念持仏であった虚空蔵菩薩を奉安する堂宇を建立している。
佐竹氏は虚空に満つる無限の財宝が授かるようにと水戸の東海村にちなみ寺号を東海寺にしたという。
天正十年(1582)以降寺運は衰微し荒廃するが正保年間(1644〜47)に僧・実雅が再興し伽藍は整備された。
現在は本堂右手に虚空蔵堂があり尊像は市の文化財。
寺から八キロほどのところに大師ゆかりの別院・佐貫観音院がある。