第二十五番霊場
平出山 廣琳寺(こうりんじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 聖観世音菩薩
真言:おんあろりきゃそわか
御詠歌:ゆたかなる ひらいでのさと まもりつつ ながくおわせよ なむかんぜおん
- 宇都宮の地名は下野国一ノ宮二荒山神社の一ノ宮から転訛したというが現在は人口44万人の東京からわずか55分の通勤圏都市。
この賑やかな宇都宮市街より峰町、平出を経て岡本方面へ向かう左手に廣琳寺がある。
寺の周辺には田圃や畑もあり、街中の騒音から離れた静寂なところ。
山門を入ると、入母屋造り銅板葺の本堂がある。
ご本尊は聖観世音。
寺伝によれば承元三年(1209)鈴木八郎重定が宇都宮城主によりこの地を拝領し平出城を築いた時に聖観世音を奉安する一宇を建立した。
これが寺のはじまり。
当時は平出山光鈴寺と称したが後に廣琳寺に改めている。
歴代の住職の記録や元禄五年(1692)以降の過去帳も現存し境内には市文化財の文殊菩薩を奉安した屋根の頂上に龕があり、その中に大日如来を安置するめずらしい御堂がある。
このほか市文化財の阿彌陀如来、天然記念物の樹齢250年のしだれ桜など拝観したい。