第二十八番霊場
医王山 安楽寺(あんらくじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 薬師如来
真言:おんころころせんだりまとうぎそわか
御詠歌:ありがたや いおうのやまに まいりきて ねがうこころは とわのあんらく
- 馬頭から那珂川に架る八溝大橋を渡り国道294号で烏山町へ。
ここから宇都宮方面に向かって7キロあまり、右手の山麓に安楽寺がある。
宝永元年(1704)の大門をくぐり石段を登りつめれば山を背に平成七年に再建された入母屋造り銅葺、唐破風付向拝の間口九間純国産材による気品の高い優美な本堂がある。
寺伝によれば大同二年(807)僧・徳一の開基でご本尊は薬師如来(県文化財)。
後の文禄四年(1595)僧・賢海が留錫し荒廃した旧地に伽藍を再建して寺号を安楽寺とした。
以来賢海を中興開山一世とし、江戸時代には檀林の寺格を得て末寺十四ヵ寺を有した。
また、森田城主の祈願寺となり寛永二十一年(1644)薬師堂が寄進建立されている。
旧本堂は宝暦年間(1751〜63)に再建され、明治のころには荒川小学校の校舎に利用された。
境内裏手の山に本四国うつしのミニ霊場がある。
昭和九年に開創され、同六十三年に大改修した一キロあまりのへんろ道。