第三十番霊場
如意山 観音寺(かんのんじ)
−益子観音寺−
【 真言宗豊山派 】
本尊 如意輪観世音菩薩
真言:おんばらだはんどめいうん
御詠歌:にょいさんの てらのみまえに まいりきて かんのんぼさつを おがむもろひと
- 嘉永六年(1853)大塚啓三郎が相馬や笠間焼の技法をとり入れ窯をひらいたのがはじまりの益子焼。
近年は作陶家の浜田庄司(重要無形文化財保持者)らの活躍で全国的に知られ、益子は「陶芸の里」になった。
この街の中心にあるのが観音寺。
益子焼を求めて賑わう街中から参道に入り石段を登ると欅の老樹におおわれた台地に本堂、左に地蔵堂、右に客殿・庫裡(納経所)がある。
天平九年(737)僧・行基が開創し、延暦年間(782〜805)に弘法大師が巡錫して如意輪観世音(県文化財)を奉安し、如意山に改めている。
文明元年(1469)僧・弘賢が住職のころ密教の学問所としても栄え、寛正元年(1460)弘賢は坂東二十番西明寺も兼務している。
明治のころ、益子下大羽の宝蔵寺の地蔵堂を移築。
堂内に子安地蔵を奉安し、安産・子育の守護仏として信仰されている。
観音寺のすぐ北側にある益子焼のことを知るには格好の陶芸メッセ益子陶芸家・浜田庄司の益子参考館や益子焼窯元共販センターに立寄りたい。