第三十一番霊場
高根山 大山寺(たいさんじ)
【 真言宗豊山派 】
本尊 大日如来
真言:おんあびらうんきゃん
御詠歌:ひのもとに そのなもたかね たいさんじ いくちよまでも こだからのしゅご
- 益子より国道294号で七会へ。ここから那珂川沿いに国道123号で茂木から県境を越えて茨城の御前山へ入り高根へとたどる。
寺の近くに案内標識があって迷わずして門前へ。
長禄元年(1457)建立の山門を入れば、正面に本堂、左手に婆玉尊堂、右に光明殿がある。
弘仁元年(810)弘法大師によって開創されご本尊は大日如来。
長禄元年(1457)僧・宥阿の時に大山城主大山義成は祈願所として再興、近世に入って水戸徳川家の外護もあり寺運は隆盛をきわめた。
また、乾闥婆王尊堂に奉安する弘法大師筆の尊像は虫封(切)子授け、安産、智恵授け、厄除の霊験あらたかで知られている。
水戸徳川家も嫡子、姫君の誕生の時は当寺に使者を立て成長祈願したという。
寺宝に弘法大師直筆と伝える婆王尊掛物、天文十三年(1544)大山義勝寄進の縁起絵巻、徳川吉宗の朱印状などがある。
ここ桂村には粟春慶塗りが伝えられている。