第三十三番霊場
佛国山 寳蔵寺(ほうぞうじ)
【 高野山真言宗 】
本尊 大日如来
真言:おんばざらだとばん
御詠歌:みほとけの くにのおやまの ほうぞうじ のぼりてよくす じひのめぐみを
- 徳川御三家の一つ、三十五万石の城下町として繁栄した水戸は東京から100キロ。
水戸黄門や梅の名所で知られる。
水戸から国道51号で大洗方面へ700メートルほどゆけば右手台地の上に寶蔵寺がある。
参道石段を登り山門を入ると入母屋造り瓦葺、七間四面の豪壮な本堂、広い境内に大師堂、客殿、庫裡、地蔵堂、薬師堂、稲荷堂などがあり別格本山の風格がただよう。
寺伝によれば文明二年(1470)僧・賢禅の開基。
当初は水戸の畑谷にあり法界寺と称したが、天和三年(1683)徳川光圀の命で現在地へ移建し、寳蔵寺に改めた。
元禄年間(1688〜1704)僧・寛杲が中興したが、宝暦十三年(1763)の災火と昭和二十年の戦火で伽藍を焼失、現存の伽藍はその後の再建。
本堂には石の大師像があり、二十一日の縁日には静岡からの行者が来山して大師を持ちあげながら信者の運勢を占った。
この寺は厄除大師でも知られている。