第三十七番霊場
如意山 大輪寺(だいりんじ)
【 真言宗豊山派 】
本尊 如意輪観世音菩薩
真言:おんはんどめいしんだまにじんばらうん
御詠歌:てをあわせ ねがいこめたる かんぜおん いつもかわらぬ じひのみこころ
- 雨引から岩瀬に出て国道50号線で下館を経て織物のまち結城へ。
道路沿いには結城紬の展示や販売の看板が目立つ。
観音町の交叉点から右に折れると大輪寺がある。
仁王門を入れば正面に平成四年再建の入母屋造り瓦葺、六間四面の本堂がある。
ご本尊は如意輪観世音。
寺伝によれば安貞元年(1227)結城朝光が田河原の大輪坊の僧・元観を招き坊舎を移建して大輪寺に改め、朝光の帰依により結城家代々の結願所になった。
元禄年間(1688〜1703)には僧・俊寿が中興し藩主水野家の祈願所になり、中本寺として末寺二十二ヵ寺を有した。
近年は位碑堂(八角堂)をはじめ諸堂が建立され寺容は整った。
納経所は庫裡にあり、遍路の受入れにはいきとどいた心遣いが感じられる。
この寺が管理する観音堂は古くから桜の名所として知られ、開運、安産で名高い延文元年(1356)の聖観世音が奉安されている。