第四十二番霊場
海中山 福永寺(ふくえいじ)
【 真言宗豊山派 】
本尊 毘沙門天
真言:おんべいしらまんだやそわか
御詠歌:てんちょうの みよのうみべに あらわれし びしゃもんてんの ふくたまわれり
- 遍路は「順打ち」「逆打ち」といって順番通りにめぐるか、逆にめぐるか、道順によって最短距離をたどるのだが、水海道の菅生の四十一番無量寺からは守谷を経て国道294号で取手(とりで)へ入り、利根川沿いに利根町方面へすすむと、先に四十三番明星院へ参拝してから逆打ちするのが便利。
この地は東京近郊にあるためか霊園墓地の募集看板が多い。
寺は県道から北へ200メートル入ったところにある。
山門を入れば入母屋造り銅葺、六間四面の本堂、左に客殿、右に大師堂・庫裡(納経所)がある。
寺伝によれば天長元年(824)海中より出現の毘沙門天を当地に奉安したのにはじまる。
その後、領主祐賢によって堂宇が建立されたが二度の災火にも尊像は免れ、現在は胎内仏としてご本尊(木彫)の中に納められ、財宝蓄積の霊験あらたかなご本尊と信仰されている。
ここは相馬八十八ヵ所霊場の六十三番の札所になっている。