第四十四番霊場
大日山 神崎寺(こうさきじ)
【 真言宗醍醐派 】
本尊 不動明王
真言:のうまくさまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
御詠歌:たっときや こうざきおやまの へんじょうそん かじょうふどうと ここにまします
- 房総地方は江戸時代末まで上総・下総・安房の三国に分かれ、特に利根川流域の下総は新田開発が盛んで、開拓工事もすすみ干潟八万石が生まれ利根川の流水も東京湾へ流れ込んでいたのを、本流が銚子で太平洋に注ぐようになった。
現在は坂東太郎で知られ群馬県境から源を発する322キロの大河。
この利根川沿いを佐原方面へ向かい途中神崎大橋を渡って千葉県へ入れば左に楠の老樹・なんじゃもんじゃの木があり神崎の町並を600メートルゆくと右に神崎寺がある。
小高い山の中腹に本堂をはじめ諸堂があり、急な石段を登る。
ご本尊は不動明王。江戸時代のころは天台宗に属し東照院と称したが、明治に入り衰微してわずかに草庵が残るのみとなり、近在の人が大師像を奉安し、細々と護持してきた。
その後昭和二十六年修験僧・秀宝が機縁あって伽藍を再建し中興となった。
以来真言宗醍醐派に所属し、祈願寺と密教修行道場になっている。