第五十三番霊場
南仙山 長泉寺(ちょうせんじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 不動明王(波切不動)
真言:のうまくさまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
御詠歌:みほとけの めぐみあまねき ちょうせんじ はくもくれんに かぜもにほへり
- なだらかな山波が小糸川をはさんでつづき、水源に恵まれた田園地帯が山間にひろがる。
寺は小糸川の流域にあり、樹齢500年あまりの老樹が境内をおおっている。
瓦葺の本堂にご本尊不動明王が奉安されている。
開創年月など不祥だが境内の古木や寺に関する伝承などからして500年以前に創建されたものと推察されている。
現存の本堂と鐘楼堂は大正年間の再建。
大正十二年の関東大震災に絶えただけに堅固な建物で本堂向拝や鐘楼の彫刻など当時の建築技術の枠を集めて建立されたものといわれる。
本堂左前に、大黒堂・観音堂・右に庫裡(納経所)がある。
境内には仁王石像や馬頭観音・修行大師・水子地蔵・六地蔵などの諸仏がところ狭しと安置されている。
この地は古くから「水神谷」(すいじんやつ)から湧き出る山水が水田を潤し、豊かな稲作地帯であった。
近年開発がすすみ上総アカデミアパークなども近くにできるという。