第五十四番霊場
清水山 圓明院(えんみょういん)
【 真言宗智山派 】
本尊 不動明王
真言:のうまくさまんだばざらだんかん
御詠歌:しずかなる しみずのふどうに まいりきて くらきこころも はれわたるらん
- 久留里街道(国道410号)沿いの小高い山の上に寺はある。
JR久留里線の下郡(しもごおり)と小櫃(おびつ)駅の中間に位置する。
急な参道を登りつめたところにかやの老樹が境内をおおいご本尊不動明王を奉安する仮本堂(祈祷殿)がある。
かつての本堂は間口十三間、奥行九間半の大堂であった。
平安時代の後期に入定寺末の秋葉山三尺坊の別当寺として創建され、天台修験を継承してきたが、無住の時もあり、慶安年間(1650)のころ再興され、天保年間(1830〜43)に鹿野山神野寺末になっている。
寺に隣接して舟塚山があり、享保年間(1714)には秋葉権現を勘請して一千座護摩供を厳修したと伝え、寺運は盛んであった。
当時の本堂の欄間が祈祷殿にあり、享保八年(1723)と記されている。
境内には金色の観音像や子安観音(江戸時代)稚児大師像など奉安されている。