第五十七番霊場
高倉山 真野寺(まのじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 千手観世音菩薩
真言:おんばざらたらまきりく
御詠歌:よもすがら まののいりえの まつかぜに おばなぞみゆる あきのゆうぐれ
- 久留里より国道410号で房総半島の南端へ下り丸山町から国道128号へ折れ、途中山間へ2.3キロほど入れば「真野の大黒さん」で親しまれた真野寺がある。
高倉山を背にして入母屋造り銅板葺の本堂があり、慈覚大師ゆかりのご本尊千手観世音と大黒天が奉安されている。
神亀二年(725)僧・行基により高倉山頂に開創され、治承三年(1179)源頼朝が源氏再興を祈願し、大願成就を感謝して建久三年(1192)法華経の版木を寄進している。
建永二年(1207)北條義時は観音像と大黒天を現在地へ移遷し、建永六年(1211)堂塔の修復をしている。
江戸時代には朱印四十三石を得て寺は盛んであった。
ご本尊は覆面観音と称し、尊容が拝めるのは丑(うし)年と午(うま)年のお開帳の時のみ。
大黒天に祈祷すれば8倍の財宝と88歳の長命を保つことができるといわれる。
境内に四国ミニ霊場がある。