第五十八番霊場
飯盛山 妙音寺(みょうおんじ)
【 高野山真言宗 】
本尊 不空羂索観世音菩薩
真言:おんはんどまだらあぼきゃじゃやでいそろそろそわか
御詠歌:いつきても たえなるのりの なみのねは すくひのこえと きこゆとうとさ
- 房総半島の金谷から東京湾の浦賀水道を抜け、三浦半島の横須賀・久里浜までフェリーがある。
現代のへんろ船は自動車まで一緒に運んでくれるから便利。
久里浜からは三浦半島南端の京浜急行三崎口駅を目ざして国道の134号をたどる。
三崎口駅よりは丘陵の谷へ下り、住宅街を抜け奥まったところにある妙音寺へ。
近年は三浦七福神(福禄寿)で知られ、寺への道案内の標識もいきとどいている。
本堂は山麓の石段を登りつめたところ。
ご本尊の不空羂索観世音が奉安されている。
寺の開創は不祥だが天正年間(1573〜92)に僧・賢栄が旧寺地の妙音寺原より現在地へ移建して再興し、小田原北条氏の雨乞いの祈願寺となったが、その後盛衰をくりかえした。
近年大師信者や檀徒によって伽藍が修復され、七福神詣りの参拝者も増加し、活気にあふれている。
境内裏山に大日如来を中心に174躰の石仏を奉安し「花山曼茶羅」(かざんまんだら)と名づけ、山ゆりなどの草木が色を添えている。