第六十番霊場
雨降山 大山寺(おおやまでら)
【 真言宗大覚寺派 】
本尊 不動明王・十一面観世音菩薩
真言:のうまくさまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
御詠歌:こうにんの ぎょうにだいしは ここにきて かじのあかすい のこしたまえり
- 大山(標高1,246メートル)は丹沢山地の南東にあって古くから修験の霊山として信仰されてきたが、開山は奈良東大寺の別当・良弁と伝えている。
良弁は相模国の出身で、東大寺の義渕のもとで出家し、やがて名僧として知られ、聖武天皇の勅願により父母孝養のため雨降山大山寺を開創した。
弘法大師もこの霊山に巡錫し、閼伽水や地蔵尊など残されている。
その後文永年間(1264〜74)に僧・憲静(願行上人)が不動明王(鉄造・国重文)を造顕し伽藍を再建している。
大山講が盛んなころは50万人が加入し、毎年御師と先達に導かれて10万の講中が登山した。
明治の神仏分離で下社より現在地へ明治十八年移建された。
大山ケーブル利用で不動前で下車。
本堂のほかに客殿・倶利伽羅堂・大師堂・鐘楼がある。
関東不動霊場霊の一番にもなっている。
緑一色、自然の中の霊地で山頂からの展望は雄大。