第七十番霊場
神龍山 井口院(いこういん)
【 新義真言宗 】
本尊 薬師如来
真言:おんころころせんだりまとうぎそわか
御詠歌:ひとびとに もののいのちの とおとさを おしえひろめん やくしやふどう
- 調布より深大寺を経て三鷹市へ入る。
六十九番の常性寺から井口院へは6キロあまり。
樹木におおわれた参道をゆくと山門があり、門をくぐれば文政十二年(1829)の雨乞の弥勒菩薩石像がある。
左に地蔵堂・不動明王殿(地下四国霊場)・11メートル青銅の不動明王像、右に閻魔堂・庫裡・客殿があり、正面には入母屋造り銅葺唐破風向拝付間口九間、奥行七間の本堂がある。
万治元年(1658)中野村宝仙寺の僧・清長が石神井村の井口春重と協力して堂宇を建立し薬師如来を奉安したのが寺のはじまり。
寛文十一年(1671)宝仙寺の末寺になり威光院と名づけたが後に井口氏と結縁から井口院に改めている。
寛政二年(1790)建立の本堂は昭和五十一年に修築されている。
大師堂は不動尊像の基壇を利用して建立され仏師松久宗琳作の弘法大師像が奉安されている。
不動堂の地下は四国よりの写し本尊を奉安・お砂踏みができる。