第七十一番霊場
宮沢山 阿弥陀寺(あみだじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 阿弥陀如来
真言:おんあみりたていぜいからうん
御詠歌:みやざわや きよきながれの わきいづる みだのじょうどに こころなるらん
- 三鷹の連雀より府中を経て甲州街道(国道20号)で立川へ出て新奥多摩街道(バイパス)へ入り昭島へ向うと旧奥多摩街道と交差する宮沢に阿弥陀寺がある。
享保十年(1725年)建立の山門を入ると欅の老樹が境内をおおい、正面には元禄十四年(1701年)建立の書院風造り九間に七間、銅葺の本堂がある。
元禄初期の火災で堂塔を失い、その後再建したのが現本堂である。
御本尊は阿弥陀三尊。
寺の草創は不祥だが、寺域に残る建治・元徳・応永等の古碑からして鎌倉時代の末から南北朝時代の頃の創建といわれている。
境内には薬師堂があり、薬師如来と十二神像が奉安され、護摩堂となっている。
宝暦四年(1754年)建立の宝篋印塔や、叩くと金属音がする「かんかん石」がある。
本堂の裏に小高い山を背にした庭園がある。
地味ではあるが自然と調和している。
当寺を愛してやまなかった女流歌人山上はる女史は次ぎのように歌っている。
「阿弥陀寺の池に映れる萩むらの馥郁として鯉の泳げり」