第七十三番霊場
光明山山 圓照寺(えんしょうじ)
【 真言宗智山派 】
本尊 阿弥陀如来
真言:おんあみりたていぜいからうん
御詠歌:たゆみなく はげめとひびく かねのこえ まどかにてらす てらのあけむつ
- 西武池袋線の元加治駅の近くにあり、青梅・塩船からは飯能を経て8キロあまり。樹木におおわれた境内には本堂・客殿・庫裡・五基の板碑(国重文)をおさめた収蔵庫・心字の池の中央に弁天堂などがある。
寺伝によれば、東国巡錫中の弘法大師がこの地の龍燈桜の奇端を感じて霊泉を加持し、堂宇を建立したのがはじまりで、ご本尊の阿弥陀如来は僧・行基の作と伝え、鎌倉時代初期この地を領した武蔵丹党の加治氏の守護仏といわれ、僧・圓照が加治氏の菩提寺として弁財天を勧請し、諸堂を建立して開山となった。
天正年間(1573〜92)には僧・朝弘が三浦氏の助力で中興し、幕府より朱印十五石を得ている。
現存の本堂は元禄年間(1688〜1703)の再建で昭和三十八年の改築。
堂内に各界名士の数百枚の絵馬が奉納されている。
元弘三年(1333)5月22日の板碑は鎌倉幕府北条氏が新田氏に敗れ、加治氏も戦没した。その供養塔。