第七十四番霊場
慈眼山 圓通寺(えんつうじ)
−畑中の比丘さま−
【 信貴山真言宗 】
本尊 馬頭観世音菩薩
真言:おんあみりとどはんばうんはったそわか
御詠歌:ちちぶねに にちりんしずむ かわしまに のりのかねのね とわにひびかむ
- 川島町は埼玉県のほぼ中心に位置し、北から東を市野川・荒川、西から南を越辺川・入間川が流れ、四方を川に囲まれていることから「川島」の名がつけられた。
昭和の初期まではたび重なる水害に悩まされ、寺は永い間無住であった。
入間・元加治の圓照寺からは狭山より国道16号線で川越をへて入間川を渡り川島へ入り、田園の中にある畑中集落へ。
「畑中の比丘(びく)さま」とたづねゆけば改築された瓦葺の本堂が見え、境内に入れば客殿・庫裡・経蔵があり、本堂向拝から堂内へ自由に入り参拝できるようになっている。
寺伝によれば創建年代は不詳だが境内に歴応元年(1338)の板碑があることから、それ以前の開創といわれ、元禄十二年(1699)僧・正圓智運が堂宇を建立し、ご本尊に馬頭観世音を奉安中興した。
以来、徳川家の祈願寺として栄えたという。
近年、現住職の宮崎光照師が伽藍を復興した。