第七十八番霊場
柳光山 延命院(えんめいいん)
【 真言宗豊山派 】
本尊 阿弥陀如来
真言:おんあみりたていぜいからうん
御詠歌:まいりきて にせいのねがいを たてのむら いのちをのぶる てらぞたのもし
- 松伏から国道4号線のバイパスに出て(旧)庄和町へ入る。
この辺は豊かな穀倉地帯で、江戸時代に新田が開かれ、ところどころに集落があり、延命院は田園の中の国道沿いの立野集落にある。
平成14年12月落慶した欅造り銅版葺の山門をくぐれば、昭和六年再建の入母屋造り銅板桟葺七間の本堂・唐破風造銅板葺大玄関・客殿・庫裡(納経所)・鐘楼・大師堂・弁天堂がある。
寺伝によれば慶安(1648〜51)のころ僧・祐教が草庵を結んで開山し、享保十一年(1726)僧・祐圓が旧地から移転し現在地に伽藍を建立し、立野天満宮の別当を兼ねた。
ご本尊阿弥陀如来は恵心僧都、あるいは慈覚大師作ともいわれている。
開山以来元文四年(1739)、文政三年(1820)、大正六年の災火で伽藍を全焼し、記録類は総て焼失し不詳。
弁天堂には江戸中期の弁財天が奉安されている。
江戸時代の末期には寺小屋を営み、明治に入り立野学校が開かれ、明治26年富多小学校が創立されるまで続いた。
この町の大凧揚げは日本一で知られ、毎年5月3日と5日におこなわれている。
また、5月4日は大凧マラソン大会で賑う。