第八十一番霊場
慈眼山 正法院(しょうぼういん)
【 真言宗智山派 】
本尊 不動明王
真言:のうまくさまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
御詠歌:がっしょうし ねがいもとめる しょうぼういん じげんのもりの やくよけふどう
- 菖蒲から古河への県道は栢間(かやま)を通るが、道路沿いにかつての旗本内藤氏の陣屋跡があり、その前に正法院がある。
薬医門をくぐれば樹齢600年の榧(かや)の老樹が境内をおおい、鐘楼・僧・行基作と伝える十一面観世音奉安の観音堂、正面に間口八間、奥行五間、瓦葺の本堂がある。
堂内には古くから厄除の霊験あらたかで信仰されている不動明王が奉安されている。
寺伝によれば康正元年(1455)僧・円俊が中興し、領主鳩ヶ谷三郎左ヱ門の菩提寺となり、慶長年間(1596〜1614)領主内藤氏も帰依し、慶安二年(1649)幕府より朱印十石八斗を得ている。
このころは堂塔伽藍も整い寺運は盛んであった。
その後明治の廃仏毀釈や関東大震災で伽藍は荒廃したが、近年客殿や庫裡が建立され、境内の整備もすすんでいる。
八十番南蔵院からはわずか6キロ。
次の八十二番金乗院へは東北自動車道を通り抜けて16キロ。