第八十三番霊場
少間山 龍泉寺(りゅうせんじ)
−三ヶ尻の観音様−
【 真言宗豊山派 】
本尊 不動明王
真言:のうまくさまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
御詠歌:さやまなる りゅうのいずみを たずぬれば ごうまふどうの おじひあふるる
- 熊谷と寄居を結ぶ国道140号のバイパス沿いにあり、海抜83メートルの狭山(観音山)の石段を登りつめると、正面、山の中腹に天正十八年(1590)の建立で延享四年(1747)再建の重厚な観音堂がある。
仁王門は天保2年(1831)の建立で、格天井の絵には、渡辺崋山、椿 椿山ら絵を奉納している。
聖武天皇のころ(724〜48)の開創と伝え、ご本尊の千手観世音は狭山池より出現した秘仏の金銅仏。
一般に「三ヶ尻の観音さま」で親しまれ、古くはこの地へ嫁にきた新妻たちが姑につれられ、正装して参拝したことから「よめご観音」といわれ、縁日の1月第2月曜日(成人の日)は縁結び・子授で・子育ての縁起のよいダルマを求める人で賑わう。
観音堂を管理する龍泉寺は右手に入母屋瓦葺六間の本堂・庫裡・信徒会館がある。
また、平成18年建立の平成観音(高さ9m)は、その慈悲深いお顔で世の中のできごとを観察され、人々の願い事をお聞き下さり、救いの手をさしのべています。
開山は僧・心海。永禄年間(1558〜70)小此木紀伊守の開基。
ご本尊は不動明王。