第八十四番霊場
根本山山 正福寺(しょうふくじ)
−瀬山の正福寺−
【 真言宗豊山派 】
本尊 阿弥陀如来
真言:おんあみりたていぜいからうん
御詠歌:あらかわの せおとやさしく かぜにのる もろびとすくう みだのこえきく
- 秩父方面への国道140号で向かうと、龍泉寺からわずか800メートル左手道路沿いに「正福寺」の標識があり、樹木に囲まれて山門・不動堂・本堂・新築の客殿・庫裡がある。
寺伝によれば永禄年間の開基で僧・重盛が慶長年間(1596〜1614)のはじめに開創し、ご本尊阿弥陀如来は安政二年(1855)飯田岩次郎・源太郎父子作の厨子に安置されている。
そして左に康応元年(1389)僧・快恵の願文のある胎蔵界大日如来が奉安されている。
また、本堂外陣の格天井に狩野派の静養斉春翠の「黒雲に迫力の龍」の絵をはじめ一門の絵師による54枚の絵がある。
不動堂には室町時代作と伝える不動明王を奉安。
毎年2月11日の縁日は参拝者で賑わう。
また、天保四年(1833)再建の薬師堂を管理している。
薬師如来は養老元年(717)春日仏師一夜の作と伝えているが、現存の尊像は宝永七年(1710)の造顕。
霊験あらたかで5月3日の縁日には人出で賑わう。