第八十七番霊場
心王山 華蔵寺(けぞうじ)
【 真言宗豊山派 】
本尊 大日如来
真言:おんばざらだとばん
御詠歌:とことわに よこぜのさとを まもりたもう あまねくてらす ふるきみほとけ
- JR岡部駅より利根川方面へすすめば右手に華蔵寺がある。
ここ横瀬は天正年間(1573〜91)まで上州(群馬)に属したが度重なる利根川の洪水で多くの被害を被り、流路も著しく変わり武州(埼玉)に属するようになった。
山門より境内へ入れば楼門・入母屋造り間口七間、銅葺の本堂・大日堂・薬師堂・毘沙門堂・聖天堂がある。
寺伝によれば建久五年(1194)新田義重の三男・新田義兼が開基し、僧・弘道の開山。ご本尊は金剛界大日如来。南北朝時代に僧・祐遍が中興。
大日堂には新田義兼の守り本尊胎蔵界大日如来が奉安されている。
この寺には円空作の阿弥陀如来像がある。
昭和二十九年本堂改築のときに発見され、最も円空らしい尊像といわれる。
昭和二年十一月、寺の隣接地、血洗島出身の「日本経済の生みの親」渋沢栄一は参拝記念に赤松を植樹し、自ら揮毫の寺号額を残している。